2011年8月27日土曜日

怒る感情

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人の感情には、喜怒哀楽がありますが、その中でも厄介なのは怒る感情でしょう。

喜・・・喜ばしい感情なので、良いのですが・・・。

哀・・・悲しいことですが、時間が解決してくれることも・・・。

楽・・・楽しく良い感情ですので、良いのですが・・・。


どの言葉も、ポジティブな感情なのですが、怒・・・だけはどうも厄介な感情のように思います。

相手がいたり、自分に怒っていたり・・・。この感情だけは、自分の努力が必要のようです。



たとえば・・・。

誰かとケンカをしたり、相手を許せないことが、頭から離れなかったり、いつまでも尾を引いてしまう

もので、悪い感情が続くので、どんどん加速して悪い方に感情が流されてしまうようです。


頭で分かっていても、なかなか相手を許せなかったり、自分の不甲斐なさに腹が立って自分自身

に怒りを感じてしまったり、怒りの感情は、どうしようもないところから湧き上がってくるようです。


しかし、負の感情をいつまでも引きずるのは、良くないと分かっていても、なかなかそれを態度に

表せなかったり、意地を張ってしまったり、どこで、どう気持ちを落ち着かせるか・・・。

それは本当に努力がいるように思うのです。


ケンカをした時など、自分が間違っていないと思えば思うほど、なかなか相手を許すことができず、

怒りだけが持続してしまうので、本当に厄介な感情なのです。


しかし、人間には、楽しいことばかりではないし、嫌なこと辛いこと悔しいこと怒りたくなるようなこと

が多いのも事実です。その感情の中で、何かを学ばなければいけないのかもしれません。



それは・・・許すことのできる感情を、学べと教えられているのかも知れません。

そうは言っても、なかなか怒りを抑えられない時も、多いものです。


そして相手にも、どうして怒られているのか、さとさなければいけないと教えているのでしょう。

人の感情とは、一律では無いし、考え方の違いから生じる摩擦も生まれます。

そんな時、怒るという感情は現れ、人を興奮させてしまうのでしょう。


しかし、怒りの感情をいつまでも、引きずり許せない感情は、早く自分で切り離さなければ

いけないのです。怒りを許すことのできる感情が生まれた時に、人はまた大きく成長していく

のではないでしょうか・・・。



感情のまま引きずるのではなく、許す心は、あきらめの感情にも似ていますが・・・。(少し違う)

しかし、そこは柔軟に、許せる心で、人と人とのつながりには、大切なことなのかも知れませんね。




















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