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2011年6月20日月曜日

子育てエール

子育ては三つ子の魂百までとか、褒めて育てろとか言われていますが、実際の子育ては
なかなかそううまくいかないものです。

三歳までの子供の記憶とは大人になるとあいまいでほとんど覚えていないし、逆に褒めて
育てると言ってもなかなか褒める題材が見つからなかったり、逆に褒めちぎって育てた結果
大人になっても褒められるのが当たり前と勘違いして社会に出てからも何かある度に褒め
言葉を期待する大人になりがちです。

それならば褒めて育てるのではなく本音で話し合える間柄になる方がいいのです。
怒る時も本気で怒れる間柄。しかし怒り方もルールがあるのです。

最近の親は子供が悪いことをしても全然怒れない親か、その逆に怒り散らしてばかりの
親なのか2パターンに分かれます。

しかし本当のしつけでの怒り方は親が感情を剥き出しにした怒り方はタブーなのです。
それとパパやママが同時に怒ってはいけません。

大人の感情は、ついママが怒っているときにパパも一緒になって怒ったり口出ししてしまい
がちですがそれはいけないのです。それは子供の逃げ道が無くなってしまうのと委縮した
子供になってしまう事が多いのです。

また子供のしつけとばかり手おあげる親がいますが、これもマイナス面に出てしまいます。
殴られた子供はいつしか暴力的になってしまいけんかをしてもすぐ手を挙げる人になります。

母親とはもっとも子供に影響がでやすので、子育ては難しいものです。
なぜならば父親は仕事で外に出ていることが多く母親との接触期間が長い分母親の影響を
受けやすいのです。しかしそれをうまく利用して母親との間をなんでも話せる本音で言い合える
間柄を作る絶好のチャンスなのです。

怒る時も本気で怒る代わり子供の事をとことん信じてあげること。父親は蚊帳の外という立場
になりがちなのを修正できるのも母親の役目なのです。

一家の大黒柱は昔は父親だったけれど今は母親が影の大黒柱になってうまく子育てして
いけたらきっと子供は母親には何でも話せるようになるものです。

大人になってからもべったりは困りますが、何でも本音で話し合える間柄は貴重なものです。

子離れも親の役目です。本気で子供と向き合い子供を育て、大人になった子供に依存しない
親になりたいものです。