結婚しても、愛情がいつまでも新婚の時と同じように、継続できない私達・・・人間。
ケンカなどした時に、誰しも一度は離婚を考えたことがあるのではないでしょうか?
なぜ新婚当時のような愛情が薄れていくのか・・・考えてみたのですが・・・。
どうも男も女も独身時代には相手によく見られたいという意識が知らずに働き、会う時は着飾ったり
身だしなみに気を使うのですが、結婚したとたんに毎日の生活にいつも同じ顔があり、どこに居
ても目につく存在に慣れて来てしまって。着飾るどころか、素の自分をさらけ出しているのです。
それでも愛情を感じて結婚した相手ですから、そこはどんなに、今まで見えなかった嫌なところも
愛情がカバーしているのです。
しかし、ひとたびケンカをしだすと、お互いをののしったり、思ってもみなかったことが口をついたり、
ああ言えば、こう言う・・・という形になって行ってしまうのです。
もちろん今までに一度もケンカをしたことのない、仲の良い夫婦もいますが・・・。
それは本当に少ないのではないでしょうか?
離婚を考える理由には、浮わきであったり、性格の不一致であったり、考え方の相違であったり
さまざまな理由があると思います。しかし昔の人はそれでも離婚出来ない理由は、子供であったり
経済的なものであったり、今のように女性が働くことがあまり許されていない時代の人達は、
離婚を考えても、踏みとどまる人が多かったのでしょう。
しかし今は時代が変わり、女性が働くことが当たり前になってきた今日では、自立するだけの
経済力を備えている女性が多いので簡単に離婚してしまいます。
しかし子供がいなければそれも良いのですが、子供がいる人はよく考えた上での決断を薦めます。
本人同士はそれでもよいのですが、やはり犠牲になるのは子供です。
親だからと、子供の意見を無視する考えは頂けません。
兄弟が多いところは特に、親権問題にも影響が出るはずです。
話して聞かせられる子供ぐらいの大きさならば、必ず子供の意見も聞くべきだと思うのです。
意見を聞けないまでも、話して聞かせ納得させるぐらいの努力はしてほしいものです。
子供は勝手に生まれてきた訳ではないのですから・・・。
きちっと子供にも話を聞かせて納得をさせた上で、離婚するか、離婚しないか、
考えなければいけないのです。
離婚が原因ではありませんが・・・。
早くに父が亡くなった私は、片親だという理由だけで大変な苦労を虐げられてきました。
就職試験の面接などでは必ず聞かれましたし、片親というだけで落された時代でした。
今はそんな時代では無いと思いますが・・・。
自分たちの理由での離婚ならば、自分が一番大事と決断するのでしょうが・・・。
片親になる子供の気持ちも、忘れずに考えてあげて欲しいものです。
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