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人は傲慢になってくると、性格が変わってきます。
それは、無意識レベルで変わっていくので、自分では気づきにくいのです。
たとえば・・・。
小さな町工場の社長さんが、一つの商品開発に成功して、会社が大きくなってくると・・・。
今までは、人との繋がりを大事にしていた社長さんが、次の大きな目標を掲げてくると、今度は
会社をさらに、大きくしようと意欲を持ちます。その気持ちは大いに結構なのですが、その周りが
見えにくくなってきてしまう場合があるです。その時に傲慢さが表れてくると、人との繋がりよりも
利益を考えた人との繋がりに変わってきてしまいます。
もちろん経営を考えた場合、時としてはそちらの方が良い場合もあります。
しかし、長く取引をしていたところでは、うまく利益を上げられないと判断した時に。
性格の変化は現れます。
人との繋がりとは、利益だけのものではなく、今まで一緒に頑張ってきたとか・・・
一緒に同じ道を、苦楽を共にしてきた時代をも、捨て去ってしまうことになりかねないのです。
傲慢な態度をそのまま続けていく結果、人との亀裂を生む事があり、自分がその社長という
地位をも失うことにもなりかねない事にもなるのです。
もちろん、ワンマンな会社経営で、うまく会社を大きくしていかれた方は大勢いらっしゃいます。
しかし、ワンマンながら、そういう人たちは、人との繋がりを大切にしてきた結果、下の者がついて
行くので、傲慢とは少し違うようです。
人間は、人との繋がりを大事に生きていかなければ、いけないと思うのです。
傲慢な態度は、どこかで性格を変えてしまう恐ろしいこと、と認識した方が良いのです。
いつしか周りに誰も居なくなっていたとか、敵だらけになっていた・・・何て悲しいですよね。
そうならないためにも、傲慢な自分に気づいたら、人にやさしくする努力をしてみましょう。
きっと周りには、人が集まり、自分についてきてくれる人が、必ずいるはずですから!
性格を歪めるような、傲慢な態度をとる人間には、ならないようにしたいものです!
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