2011年8月15日月曜日

写真のおじさん~終戦記念日に今思うこと

終戦記念日。

今まではあまり関心もなかったことでしたが・・・。やっぱり年を取ってきた証拠なのでしょうか・・・。


父の弟という人が戦死したと聞かされてはいました。年は20歳代ぐらいの時のでしょうか・・・。

実家の家に、写真と大きな賞状と勲章みたいなものが飾ってあります。

船でか、飛行機でか・・・どこで亡くなったのかも定かではなく遺骨ももちろん無く、だた国からの

大きな賞状を見る限りでは、勲章をもらえるような地位にいたのか、感謝状とも受け取れる賞状

でした。小さい時からそれを目にしていたのですが、今までは、もちろんあったことのないおじさん

のことですから、思い出すこともなく、戦争という言葉すらも意識がなかったのですが・・・。


終戦記念日の今日は、あの写真のおじさんの事を思い出しました。


もっとたくさんやりたいこともあっただろうし・・・。

きっともっと生きていたかったんだろうなぁ~と思います。


お国のためと戦争に行って死んでいった人達は何百万人にも上るそうですが、やはり身近に

黙っているおじさんの写真をずっと見てきて、最近、改めて思うのです。


なぜ戦争はおこり、たくさんの人が争い死んでいかなければいけなかったのかと・・・。



そして今の時代が本当に平和なのか・・・。

無くならない争いがまだ起こっている世界で・・・日本でも、いつも周りの国々との摩擦により

脅かされている現状が本当の平和と呼べるのでしょうか?


私は戦争を知らない時代の人間ですが・・・。


これからも戦争のない時代で生きていきたいと思うのです。



今のガタガタ政治にも不安を覚えます・・・本当にしっかりしてほしいものです。



これからの時代も・・・

黙っている写真のおじさんのような人が・・・1人も出ないことを祈るだけです。








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